2008年夏 合格への軌跡  合格体験談 

 

8 国税専門官合格!
反省を生かし、手抜きせず丁寧に対策。国税専門官にトップ合格!(M.Aさん)


公務員を目指そうかと考え始めたのは大学3年生になった頃です。まだ将来何をしたいというはっきりとした考えはありませんでしたが、まわりに公務員志望が多かったことや、勉強不足で手遅れになると困るという思いから、ダブスクに通うことに決めました。当初国Tを目指していたので、喜冶塾のほかにLEC、Wセミ、伊藤塾などの資料を集め、説明会に行ったりしていました。そのなかから喜冶塾を選んだ理由は少人数であることと、あとは感覚的に、なんとなく良い、と思ったからです。

・国T勉強法(不合格体験記)

大学3年のうちは専門科目、特に憲法・民法・行政法・経済などの必須科目を勉強していました。勉強量は喜冶塾の授業がある日は授業のみ、ない日は1時間くらいで、これは少なすぎたと思います。勉強以外では業務説明会によく足を運び、省庁に内定の決まった先輩数名に会って話を聞いたりしていました。また3年の後半あたりからは必修以外の科目の勉強もはじめました。喜冶塾の授業にあわせて順に始めていったという感じです。同じ頃、国Tの過去問演習(LECの過去問集。友人からもらったので)も始めました。今思えば、若干問題演習に偏りすぎて、理論を疎かにしていたように思います。専門科目の過去問は過去15〜20年分ほどを3回繰り返しましたが、先生もおっしゃっていたように、それをやる前にもっと基礎的な部分を固め、その上での過去問演習の方が良いと思います。結局1次で落ちたので関係なかったですが、基礎が抜けていたため、記述試験を通過するのはきつかっただろうと思っています。教養科目に関しては、国Tでは試験一ヶ月前から始めましたが、それでも専門科目の過去問演習をより重視していたため、手薄になってしまいました。そのため本番では教養に足をすくわれたという感じです。

・国税勉強法(合格体験記)

国税の勉強は国Tの1次不合格がわかった日から勉強をはじめました。
専門科目は基本的に国Tとかぶっているので、国Tの際手薄だと感じた基礎の徹底をメインに行い、問題演習のみにならないようにしました。過去問演習は5年分、科目別に解いていきました。専門の会計学は国Tにはなかったので参考書とスー過去の問題を試験前1ヶ月間でやりました。1ヶ月前とはいえ重点的に勉強するようにしたので、充分対策できたと思います。また国Tでは教養が手薄になっていたので、国税の勉強の際には教養の時間も少し多めにとるようにしました。国Tの際は教養の過去問を解くことしかしませんでしたが、国税のときは資料解釈や数的推理などの問題集を解いて対策しました。勉強時間は、多いほうから「専門記述(憲法)→会計学→教養→国Tとかぶる科目」の順で時間配分しました。試験当日までにやらなければいけないことをリストアップし、1ヶ月間、1週間の勉強予定をたてて、それにそって勉強するようにしました。一度予定を決めてしまえばあとはそれに従うだけでよく楽なので、残り時間が少ない場合は有効な方法だと思います。
とにかく国Tのときとの違いは、どの科目も丁寧に対策した、ということです。専門にせよ教養にせよ、「こんなこと出ないから」といって手抜きしたりしないことが肝心だと思います。


 

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